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北海道一周の距離は何km?車中泊で旅行する際のポイントをご紹介
北海道といえば全国的にも観光名所が多く、新鮮な海の幸をはじめ美味しいグルメが食べられるということで旅行先として人気が高い場所ですよね。
しかし、北海道は面積がかなり広いので、1〜2日では北海道全域の観光スポットを巡ることはほぼ不可能です。
そこで今回は、北海道を車で一周するとしたらどれくらいの距離があるのか、そして車中泊で旅行する際に押さえておきたいポイントは何かという点についてご紹介していきます。
北海道一周の距離は約何kmある?
北海道を一周した場合の距離は、どのルートを通るかによって異なってきますが、海沿いの道を走った場合だと約3,000kmです。
ただし、この約3,000kmという数字は、途中で通行止めになっている箇所から引き換えした分も重複して計測されていますので、重複分を省けばもう少し短くなります。
大阪から青森まで、東北縦貫自動車道/東北自動車道経由で約1,200kmですので、それよりも倍以上長い距離ということを考えると北海道の広大さが伺えますね!
北海道を一周するには何日くらいかかる?
北海道一周の距離が約3,000kmということがわかりましたが、実際にその3,000kmという距離を移動しようと思ったら何日くらい必要なのでしょうか?
仮に一般道の法定速度60km/hで24時間不眠不休で走り続けた場合、3,000kmを走破するのに50時間かかりますので、2日と2時間、多く見積もっても3日程度あれば一周できます。
ただし、24時間不眠不休で……というのは現実的ではないので、休みながら一周するのであれば最低でも1週間は欲しいところです。
また、北海道各地の観光スポットをゆっくり巡りたいという場合は、2週間〜1ヶ月くらいは日程を確保しておくと良いでしょう。
車中泊で北海道を一周する場合にかかる費用の目安
車中泊で北海道を一周する場合、どれくらいの費用がかかるのかという点も知っておきたいところですが、食費や観光にかかる費用などによって差が出てきます。
車中泊の場合は宿泊費が一切かかりませんが、キャンピングカーのレンタル代とガソリン代・高速代・駐車料金などが主に発生する費用になるでしょう。
その他、お土産代や温泉施設を利用する場合はその入浴料など込みで、ざっくり20〜30万円程度が目安になります。
すでにキャンピングカーを所有している方はレンタル代がかからない分安くなるため、10万〜20万円が目安になりそうです。
車中泊で北海道一周旅行をする場合に押さえておきたいポイント
北海道は、本州と比べて気温や環境などが大きく異なるため、車中泊で一周旅行する場合はしっかりと事前準備をしておく必要があります。
そこでここからは、車中泊で北海道一周旅行をする場合に押さえておきたいポイントについてご紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
備えあれば憂いなし!季節問わず防寒具は持っていこう
広大な北海道では地域によって気温差があるため、「ある場所では暖かかったのに別の場所では寒かった」といったケースも珍しくありません。
暑いと感じるときは、車の窓を開けてウィンドウネットを取り付けたり、USB式の扇風機を使ったりして対処すると良いでしょう。
しかし、本州と比べて北海道の夜は冷え込みやすいので、季節問わず寝袋やブランケット、パーカーなどの防寒具は忘れずに持参することをおすすめします。
ガス欠注意!?ガソリンの補給はこまめに行うべし
車中泊しながら北海道を一周する際、特に気をつけなければいけないのがガソリンの残量です。
実は、北海道は地域によっては100km近くガソリンスタンドがないケースも少なくないんです。
道路を走っていると「この先ガス欠注意」などの看板が立っている場所がありますので、見かけたらガソリン残量を確認し、余裕があってもこまめに給油しておきましょう。
また、北海道のガソリンスタンドは、都市部以外のところだと19時に閉まってしまうところも多いため、夕方以降に車を走らせる場合は特に注意です。
調理器具やお店の営業時間は事前に調べておこう
車中泊で北海道一周旅行をする場合、費用をできるだけ節約したいのであれば自炊をする日を設けて食費を抑えると良いでしょう。
自炊をする予定がある場合は、鍋や包丁・まな板などの調理器具、カトラリー類は忘れずに用意してください。
また、地域によって閉店時間が早いお店もあるため、食材やお弁当・飲み物などを購入する際は早めにお店に入るようにし、さらに営業時間を事前に調べておくと安心です。
北海道一周旅行で訪れたいスポットはここ!
せっかく北海道一周旅行をするのであれば、北海道各所にある観光スポットを巡って思い出作りをしたいところですよね!
ここからは、北海道一周旅行で訪れたいおすすめスポットをご紹介しますので、観光プランを考えるときの参考材料になれば幸いです。
函館エリア|北海道一周旅行
函館といえば、レトロなレンガ造りの建築物や、洋風の建築物が多く建ち並んだ異国情緒あふれる街並みが明治時代の歴史を感じさせます。
さらに函館山といえば、世界三大夜景の1つに数えられるほどの絶景で、2016年3月に北海道新幹線が開通したのを機に一大観光スポットになりました。
はこだて明治館や金森赤レンガ倉庫といった建築物はもちろん、ラッキーピエロやハセガワストア、函館朝市などグルメスポットも点在しています。
札幌エリア|北海道一周旅行
北海道の中心地である札幌には、大通公園や戦後に建てられたテレビ塔、明治期に建築された時計台など、札幌のランドマークが数多く存在するエリアです。
国内最長18mに及ぶ水中トンネルがある札幌市円山動物園や、札幌の街を一望できる札幌もいわ山ロープウェイなどもあり子供も一緒に楽しむことができます。
海鮮料理はもちろん札幌ラーメンやジンギスカンなど北海道のご当地グルメを食べられるお店もあるため、北海道を堪能したいなら外せないエリアといえるでしょう。
稚内エリア|北海道一周旅行
北海道最北端の地・稚内には、幻の淡水魚と呼ばれるイトウが泳ぐ姿を観ることができる「ノシャップ寒流水族館」や、食事・ショッピング・温泉などが楽しめる複合商業施設「稚内副港市場」などがあります。
さらに最北端の地に位置する宗谷岬には、「日本最北端の地の碑」というモニュメントが立っているため記念写真を撮るのは忘れたくないところです。
他にも、宗谷岬・礼文島・利尻島・サハリンを一望することができるノシャップ岬では、美しい夕日を眺めることもできますよ。
羅臼・知床エリア|北海道一周旅行
知床といえば、知床五湖をはじめカムイワッカ湯の滝やプレペの滝など観光名所が多く、北海道の雄大な自然を体いっぱいに感じることができるエリアとなっています。
また、世界自然遺産に選ばれた知床を訪れるなら、高架木道を歩いて知床連山や広大な海・大草原をその目で見てほしいです。
羅臼エリアにも、熊越えの滝や新鮮なウニを食べられる丸魚濱田商店、小型ボートで野生のヒグマを観察できるヒグマボートクルーズなど魅力的なスポットがたくさんあります。
根室エリア|北海道一周旅行
北海道の東部に位置する根室には、最東端に位置する納沙布岬をはじめ根室十景の1つに数えられる風蓮湖や春国岱など、北海道の大自然を堪能できるスポットが目白押しです。
納沙布岬は、北海道で最も早い初日の出が見られるスポットとしても知られているため、冬の長期休暇を使って北海道一周旅行を計画するのも良いかもしれません。
他にも、国内最大級のサイロが見られる明治公園や、希少動物が生息するユルリ島・モユルリ島も観光スポットとして人気です。
襟裳エリア|北海道一周旅行
北海道の南端にある襟裳エリアといえば、日本有数の強風地帯として知られる襟裳岬があり、日によって風速30mを観測することも珍しくありません。
風をテーマにした「風の館」では襟裳の強風を体験できるほか、屋内展望室からは野生のゼニガタアザラシを観察することもできます。
また、襟裳から千歳方面に車を走らせること約1時間40分のところにある日高郡新ひだか町には、「日本の道百選」「さくら名所100選」「新・日本街路樹100景」「北海道遺産」に選ばれた桜並木「静内二十間道路桜並木」があるため、春シーズンに旅行する場合はぜひドライブしてみてはいかがでしょうか?
北海道一周の距離と車中泊旅行する際のポイント|まとめ
今回は、北海道一周の距離と一周にかかる時間・費用、そして車中泊しながら旅行する際のポイントについてご紹介しました。
北海道一周の距離は約3,000kmで、一周にかかる時間は車中泊しながらゆっくり観光した場合だと2週間〜1ヶ月が目安になります。
費用に関しては、日数や食費・観光費などによって差がありますが、10〜30万円程度はかかるでしょう。
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