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冬の北海道は危ない!?レンタカーを利用する際に知っておきたいこと
北海道といえば雪のイメージがあると思いますが、みなさんの中にはせっかく北海道に行くなら冬のシーズンに行きたいと考えている方もいるのではないでしょうか?
しかし、「冬の北海道をレンタカーで旅行するのは危ないのではないか」と不安に感じる方もいると思います。
そこでこの記事では、冬の北海道でレンタカーを利用する際に注意しておきたいことやスタッドレスタイヤなどのチェックすべき装備、車を走らせる際に知っておきたいポイントなどについてご紹介していきます。
冬の北海道でレンタカーに乗るなら!注意すべき3つのこと
冬の北海道は地域によって積雪量がかなり多くなり、北海道で長年暮らしていても車の運転に苦労する方は少なくありません。
普段あまり雪の降らない地域に住んでいて冬の北海道に旅行しに来たという場合は、気温はもちろんのこと道路状況などにギャップを感じることもあるでしょう。
まずは冬の北海道でレンタカーに乗る際に、事前に注意しておきたいことについてご紹介していきます。
注意すべきこと①圧雪バーン
圧雪バーンとは、道路に降り積もった雪がタイヤで踏み固められたことによって硬く圧縮され、滑りやすく危ない状態になった路面のことです。
圧雪バーンが雨で濡れるなどするとさらに滑りやすくなり、圧雪バーンの他にも状況によってブラックアイスバーンやミラーバーンなどいろんな種類があります。
雨上がりに気温が急激に下がった場合や交通量の多い場所などは、上記のアイスバーンが発生しやすいため特に気を付けましょう。
注意すべきこと②ホワイトアウト
ホワイトアウトとは吹雪や大雪によって視界が奪われてしまい、一瞬にして方向や地形などが分からなくなる非常に危ない現象のことをいいます。
ホワイトアウトが起こると数十cm先の視界も悪くなり大きな危険が伴うため、運転中に起こった際は細心の注意を払わなくてはなりません。
またホワイトアウトは、雪の日に限らず積もった雪が強風で巻き上げられることで起こるケースもあるため、晴天であっても油断禁物です。
注意すべきこと③通行止め
冬の北海道では峠道など急勾配かつ路面凍結の恐れがある場所に関しては、事故防止のために冬期の間通行止めになる可能性があります。
他にも早朝や深夜の気温が低い時間帯や橋の上など路面凍結等の恐れがある場合は、一時的に通行止めになることも珍しくないため、事前に交通情報などをしっかりと確認しておくと良いです。
初めて冬の北海道を車で走るときに知っておきたいポイント
冬の北海道では圧雪バーンやホワイトアウトなど走行時に気を付けたいことがありますが、雪道を安全に走る際にはいくつか押さえておくべきポイントもあります。
ここからはできるだけ交通事故のリスクを軽減させ危ない目に遭うのを避けるためにも、安全運転のポイントについて確認しておきましょう。
雪道を安全に運転するコツ①十分に車間距離をとる!
積雪または凍結した道路ではブレーキを踏んでもすぐに停車することができず、乾燥した道路と比較すると完全停止までの距離は約3〜10倍になります。
積雪・凍結道路をレンタカーで走る際はいつもよりもスピードを落とすだけでなく、十分に車間距離をとったうえで運転するようにしてください。
雪道を安全に運転するコツ②急加速・急ブレーキ・急ハンドルはしない!
冬の北海道を走行する際に必ず守ってほしいのが「3つの“急”を絶対にやらない」ということです。
3つの“急”とは「急加速・急ブレーキ・急ハンドル」のことで、この3つを意識して運転するだけでも事故のリスクをグンと低減できるでしょう。
雪道を安全に運転するコツ③路面状況を確認する!
峠道をはじめとしたカーブや坂道が多い道路はもちろん、交通量が多い交差点付近や橋の上・トンネルの出入り口などは気温の影響を受けやすい場所です。
上記のような場所は路面の状態が悪化する可能性が高いため、路面状況をしっかりと確認し慎重に運転するようにしてください。
雪道を安全に運転するコツ④天候次第では無理に運転しない!
十分に車間距離をとったり路面状況を確認したりと安全運転を心がければ、冬の北海道でもレンタカーで走ることはできます。
しかしどれだけ注意して運転していても、突如ホワイトアウトなどに見舞われると気が動転してしまうケースもあるため、移動中に天候が悪化した場合は無理して運転を継続するのではなく、一時停車して天候が落ち着くまで待つという選択を取るのも1つです。
冬の北海道でレンタカーを利用する際にチェックすべき装備
レンタカーを利用して冬の北海道を旅行する際は、装備に関して事前にチェックしておきたい項目がいくつかあります。
それは、冬の北海道では必須の装備とも言える「スタッドレスタイヤ」「スノーワイパー」「スノーブラシ」の3つです。
ここからは、上記の3つの装備がどういった役割を持っているのかについて簡単に解説していきます。
①スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤは、雪の降る地域に住んでいる方やスキー・スノボーが趣味の方であれば身近な存在ではないでしょうか?
スタッドレスタイヤは一言で言えば冬用タイヤのことで、積雪・凍結した道路でも滑るリスクを軽減し安全に走行できます。
冬の北海道でレンタカーを利用する場合は、基本的に追加料金不要でスタッドレスタイヤが標準装備されているケースがほとんどです。
②スノーワイパー
スノーワイパーは北海道であれば一般的な冬装備の1つで、凍結や雪が入り込むのを防止するためにワイパーブレードの金属部分がラバー素材で覆われたものを指します。
ラバー素材は氷点下になることもある北海道でも硬くなりづらく、スタッドレスタイヤに付け替えるタイミングで一緒に装着することが多いです。
③スノーブラシ
スノーブラシは車に積もった雪を払うための専用ブラシのことを指し、冬の北海道では短時間で数十cmの雪が積もるケースも少なくないため必須装備といえるでしょう。
スノーブラシは車に積もった雪をかき落とすために使用しますが、中にはスクレイパー付きでガラスの霜取りに対応した商品もあります。
冬の北海道の運転が危ない理由とレンタカー利用時のポイント|まとめ
冬の北海道の運転が危ない理由としては、圧雪バーンやホワイトアウトなど交通事故に遭うリスクが高くなるからです。
十分に車間距離をとることや路面状況を確認すること、また急加速・急ブレーキ・急停車しないなど安全運転を心がけて車を走らせるようにしましょう。
またレンタカーで冬の北海道を旅行するときは、スタッドレスタイヤ・スノーワイパー・スノーブラシなどが標準装備されているか事前に確認することをおすすめします。
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