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中型免許が必要なキャンピングカーの種類と申請時にいる持ち物は?
キャンピングカーをレンタルして札幌でキャンプしたり、車中泊したりするのはとても楽しそうですよね!
コロナ禍で気軽に旅行ができない今、キャンピングカーで旅をする方が増えています。
とはいえ
「キャンピングカーをレンタルするのは初めてで、中型免許が必要なのかわからない」
「札幌に車中泊できる場所はあるのかな?」
と不安に思う方も多いのではないでしょうか?
なので、今回は、キャンピングカーを運転するためには中型免許が必要なのかという疑問にお答えし、また、キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊できるスポットや車中泊に必要な持ち物もご紹介します。
この記事を読めば、札幌でキャンプをしたり車中泊をしたりする場合に、心配なく楽しめますよ!
キャンピングカーをレンタルするには中型免許が必要?
キャンピングカーは大きいので、普通免許で運転できないのではないかと心配される方が多いですが、基本的に普通自動車免許で運転できます!
普通自動車免許をお持ちの方は、車両総重量3.5トン未満で乗車人数10人以下のキャンピングカーをレンタルしましょう。
キャンピングカーにはATとMTの両方があるので、AT限定免許の方はATのキャンピングカーを、MTをお持ちの方はどちらのキャンピングカーでもレンタル可能です。
中型免許が必要なキャンピングカーの種類とは?
キャンピングカーをレンタルする場合、基本的には普通免許を持っていれば問題ありませんが、車種によっては中型免許が必要になるケースもあるため注意しましょう。
中型免許が必要な車は、車両総重量11.0トン未満で車両人数10人以下のものになりますので、大人数で1台をレンタルしたい場合は、中型免許を取得している方がいなければなりません。
ここからは、車種別にキャンピングカーの特徴を簡単にご紹介しながら、中型免許が必要かどうかという点についてお話していきます。
バンコンは、ハイエースやキャラバンなどをキャンピングカーとして使えるように改造したものを指し、見た目が変わらないので普段使いできるだけでなく、運転のしやすさや駐車のしやすさがメリットです。
バンコンに関しては普通免許があれば運転可能ですが、大人数での利用を予定している場合やや狭く感じてしまう可能性もあります。
しかし、その取り回しの良さからキャンピングカーの中でも人気が高く、豊富な車種が用意されている点は大きな魅力といえるでしょう。
バンコンについてもっと詳しく知りたいという方は、ぜひこちらの記事もあわせてお読みください!
キャブコンは、トラックなどをベース車にしたキャンピングカーで、バンコンよりもキャビンが広いためトイレやベッドなどの装備を設置しやすく快適性が高いです。
その分、バンコンと比べるとサイズが大きくなるため、人によっては運転しづらかったりキャンピングカーを停められる駐車場が見つからなかったりするケースも少なくありません。
こちらのキャブコンも、基本的に普通免許を持っていれば運転することが可能ですが、車種によっては準中型や中型免許が必要です。
軽キャンパーは、軽自動車をベース車にしたキャンピングカーで、車体自体がとてもコンパクトなので一人旅をする場合にはおすすめの車種となっています。
ベース車が軽自動車なので、運転する場合はもちろん普通免許があればOKですが、上記でご紹介したキャンピングカーと比較すると、狭く感じたり荷物を載せるのに限界があったりといった点がデメリットです。
軽キャンパーについてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事で紹介していますので、ぜひご覧ください!
バスコンは、バスをキャンピングカー用に改造したもので、車内が非常に広いため車中泊でも快適に過ごせるという点が大きなメリットになっています。
一方でその車体サイズの大きさから運転が難しく、また駐車場がなかなか見つからないといったケースに遭遇することも多いのが難点です。
バスコンを運転するためには中型免許が必要ですが、普段自分で運転することのないバスを運転できるというのは魅力的に感じる方もいるのではないでしょうか?
トレーラーは、エンジンがついておらず普通車でけん引して動かす必要があります。
そのため、750㎏を超えるトレーラーを購入した場合、中型免許は不要ですが代わりに普通免許とけん引免許が必要になります。
キャンピングカーそのものを購入するよりも安価で維持費も少なくて済みますが、内輪差やバックをするときなどに注意が必要なので初心者には運転が難しいです。
また、駐車スペースも2台分確保しなければならないため、駐車場探しが大変なケースもあります。
車種と必要な免許についてまとめたものがこちらです。
【普通免許だけでOK】
バンコン、軽キャンパー、キャブコン(車種による)、トレーラー(750㎏以下)
【(準)中型免許が必要】
キャブコン(車種による)、バスコン
【普通免許+けん引免許が必要】
トレーラー(750㎏を超えるもの)
普通免許だけでもキャンピングカーは運転できますが、中型免許があればより設備の充実したキャンピングカーを使えるようになるので、ワンランク上の旅行を楽しむことができますね!
運転免許証の取得時期で運転できる範囲が異なる
道路交通法の改正により、運転免許証の取得時期によって運転できる範囲が異なります。
令和4年12月時点では、以下の3つの時期で、同じ普通免許でも運転できる範囲に違いがあるので注意しましょう。
H19年6月1日以前
H19年6月2日〜H29年3月11日まで
H29年3月12日以降
ここからは、それぞれの時期に分けて運転できる範囲について解説していきます。
平成19年6月1日以前に普通免許を取得した場合、運転できる車の条件は以下となっており、運転可能な範囲が広いためほとんどのキャンピングカーを運転できます。
【平成19年6月1日以前に取得した普通免許の運転区分】
車両総重量 | 8.0トン未満 |
最大積載量 | 5.0トン未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
車体が大きいバスコンでも乗車定員10人以下に改造された車種なら、取得時期が平成19年6月1日以前の運転免許証を持っていれば問題ありません。
平成19年6月2日から平成29年3月11日の間に普通免許を取得した場合は、以下の条件を満たしているキャンピングカーだけ運転することができます。
【平成19年6月2日〜平成29年3月11日までに取得した普通免許の運転区分】
車両総重量 | 5.0トン未満 |
最大積載量 | 3.0トン未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
上記の期間内に取得した普通免許であっても、運転可能範囲はそれほど狭くないため、基本的にはほとんどのキャンピングカーを運転できるでしょう。
平成29年3月12日以降に普通免許を取得した場合、運転できる車の範囲は以下の通りで、乗車定員に関しては変わりません。
【平成29年3月12日以降に取得した普通免許の運転区分】
車両総重量 | 3.5トン未満 |
最大積載量 | 2.0トン未満 |
乗車定員 | 10人以下 |
上記の2つの時期と比べると範囲が狭まりましたが、キャンピングカーに関しては車検証に最大積載量が記載されないため、車両総重量を確認するようにしましょう。
中型免許の学科試験を受験する際に必要な持ち物とは?
ここまで中型免許が必要なキャンピングカーの種類などについてご紹介しましたが、みなさんの中には「サイズの大きいバスコンを運転したい!」という方もいると思います。
すでに中型免許を持っている場合は問題ありませんが、これから取得しようと考えている方に向けて中型免許の学科試験に必要な持ち物や注意点などについてご紹介していきます。
今回は、北海道警察公式ホームページに記載されている内容を参考にしました。
中型免許の学科試験に必要な持ち物には何がある?
・運転免許申請書、質問票
・運転免許試験受験票
・運転免許証(ない場合は住民票+本人確認書類)
・申請用写真
・卒業証明書または検査合格証明書
上記の他、取消処分者講習を受講済みの方は取消処分者講習終了書、運転経歴証明書を持っている方はその運転経歴証明書も併せて持参する必要があります。
また必要な持ち物として「運転免許証」とありますが、これは原付免許や普通免許を持っている場合の話です。仮運転免許証を持っている場合は、その仮運転免許証が必要となります。
どちらも持っていない場合は、住民票(本籍または国籍が記載されているもの)と本人確認ができる書類(いずれか1つ)を持っていきましょう。
【本人確認書類の例】
・健康保険被保険者証
・個人番号カード
・パスポート
・官公署が法令に基づき交付した免許証
・許可証または資格証明書
・学生証
・会社の社員証
運転免許の学科試験にかかる手数料はどれくらい?
運転免許の学科試験を受験する際は、取得する免許証の区分に応じて手数料がかかります。
ここでは、中型免許に加えて他の免許区分の手数料についてまとめました。
区分 | 第一種免許 | 第二種免許 | |
準中型・中型・大型免許 | 普通・大型特殊・自動二輪免許 | ||
試験 | 1,550円 | 1,750円 | 1,700円 |
交付 | 2,050円 | 2,050円 | 2,050円 |
合計 | 3,600円 | 3,800円 | 3,750円 |
学科試験を受験する際の注意点
運転免許の学科試験は、住民票の住所地もしくは有効な運転免許証に記載されている住所地を管轄する運転免許試験場でのみ受験することが可能です。
運転免許の学科試験を受験するにあたって、不明点や気になることがある場合は、管轄の運転免許試験場に問い合わせましょう。
【北海道の運転免許試験場】
試験場 | 所在地 | 電話番号 |
函館運転免許試験場 | 函館市石川町149番地の23 | (0138)46-2007 |
旭川運転免許試験場 | 旭川市近文町17丁目2699番地の5 | (0166)51-2489 |
釧路運転免許試験場 | 釧路市大楽毛北1丁目15番8号 | (0154)57-5913 |
帯広運転免許試験場 | 帯広市西19条北2丁目 | (0155)33−2470 |
北見運転免許試験場 | 北見市大正141番地の1 | (0157)36−7700 |
キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊するスポット!
キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊する場合、北海道とはいえ札幌は都会なのでどこで車中泊できるのか不安になります。
事前に車中泊できるスポットを知っていると安心なので、ここでは2箇所ご紹介します。
札幌で車中泊するなら① 星観緑地
星観緑地は駐車場が広く、無料でキャンピングカーを駐車できます。
トイレはもちろん、広い公園もありゴルフも楽しめます。
さらに園内には、北海道内で花苗や札幌産の季節野菜などを取り扱う「ほしみ花市」などもありますので、車中泊をしたついでに覗いてみてはいかがでしょうか?
札幌駅から車で40分程度と少し遠い場所にありますが、無料で車中泊できるのは嬉しいですよね!
名称 | 星観緑地 |
所在地 | 星観緑地管理事務所 〒006-0859 北海道札幌市手稲区手稲星置317 |
アクセス | JRほしみ駅から徒歩5分 |
URL | https://www.1chan.co.jp/ |
星観緑地には温泉施設がないので、7.5kmほどの場所にある「ていね温泉ほのか」という温泉を利用することをおすすめします。
設備が非常に充実しており、サウナや岩盤浴も楽しめます。
施設自体は24時間営業ですが、深夜2時~朝6時までの間は清掃のためお風呂には入れないのでご注意ください。
名称 | ていね温泉ほのか |
所在地 | 〒006-0012 北海道札幌市手稲区富丘2条3丁目2-1 |
アクセス | 札樽自動車道札幌西ICから約5分 JR稲積公園駅から徒歩約10分 ※無料駐車場あり(350台) |
料金 | 大人(中学生以上):1,100円(土日祝日1,200円) 子供(小学生):350円(土日祝日400円) 幼児(小学生未満):無料(土日祝日も同じ) ※深夜1時以降は割増料金が加算 |
URL | https://yudokoro-honoka.jp/teine/ |
札幌で車中泊するなら② 北欧の風 道の駅とうべつ
道の駅とうべつでも、キャンピングカーで車中泊をされる方が多いです!
トイレもキレイですし、夜間も人が出入りしているので安心して車中泊できます。
星観緑地と同様、道の駅とうべつも札幌駅から40分くらいの場所にありますが、無料でキャンピングカーを駐車できます!
札幌都心部から最も近い場所にある道の駅で、施設内には当別町の季節の食材を活かしたイタリアンが食べられるレストランや、当別町産の原材料を使ったお菓子・食料雑貨などを取り扱っているセレクトショップなどがあり、お土産を買う場合にもおすすめです。
名称 | 北欧の風 道の駅とうべつ |
所在地 | 〒061-3773 北海道石狩郡当別町当別太774番地11 |
アクセス | 車でJR札幌駅から道道112〜国道337号経由で約40分 |
URL | https://tobest.co.jp/michinoeki/ |
先ほどの道の駅とうべつには入浴できる施設がないので、入浴したい場合は道の駅とうべつから車で4分ほどのところにある「北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯」を利用すると良いです。
韓国式のアカスリができたり、タイ式のボディケアができたりと設備が充実しているので長時間の運転や旅の疲れをしっかり取ることができますよ。
また、アメニティが充実していて手ぶらで行くことができますので、「キャンピングカーをレンタルして札幌を楽しみたいけど持ち物を少なくしたい!」という方にもおすすめです。
名称 | 北海道 ふとみ銘泉 万葉の湯 |
所在地 | 〒061-3776 北海道石狩郡当別町太美町1695 |
アクセス | 車でJR札幌駅から国道231号〜337号経由で札幌大橋を渡ってすぐ。(札幌駅から約45分) |
料金 | 大人(中学生~59歳まで):1,400円 シニア(60歳~):1,350円 子供(小学生):660円 3才以上の幼児:220円 |
URL | https://www.manyo.co.jp/futomi/ |
キャンピングカーをレンタルして札幌を満喫する持ち物!
キャンピングカーをレンタルして札幌を満喫するには、持ち物のチェックが大切です!
初めて車中泊する方は、一体何が必要なのかわからない方もいるかと思います。
ここからは必要最低限の持ち物をご紹介します。
キャンピングカーで車中泊する時の持ち物① 寝袋・枕
シートを倒してベッドにするタイプのキャンピングカーをレンタルした場合、寝袋を持っていきましょう。
また、普段使用している枕があるとぐっすり眠ることが出来ます。
特に冬の北海道は寒さが厳しいので、保温性が優れた寝袋を持っていくと安心です。
キャンピングカーで車中泊する時の持ち物② 充電器
キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊をするなら、充電器は必須です。
シガーソケットと、万が一に備えてモバイルバッテリーを持っていくと安心です。
キャンピングカーで車中泊する時の持ち物③ 歯ブラシとコップ
キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊をするなら、歯ブラシとコップが必要です。
意外と忘れがちなのが歯ブラシセットなので、忘れずに持っていきましょう!
キャンピングカーで車中泊する時の持ち物④ キャンプ用品
キャンピングカーをレンタルしてキャンプをする場合、キャンプ用品を持っていきましょう。
椅子やテーブル、焚き火台やBBQセットを持っていくことを忘れないようにしましょう。
キャンピングカーで車中泊する時の持ち物⑤ チャイルドシート
小さいお子さんがいる方は、チャイルドシートやジュニアシートを持参しましょう。
子供も安全にキャンピングカーの旅を楽しめるように、チャイルドシートは必須です!
ノースウッドキャンプでキャンピングカーをレンタルすれば、これらの必需品をレンタルすることができるので、準備もラクラクです。
また、チャイルドシートやポケットWi-Fiなどは無料でレンタルすることができます!
詳しくは「レンタルグッズ一覧」をご覧ください!
中型免許が必要なキャンピングカーの種類と申請時にいる持ち物まとめ
キャンピングカーをレンタルして札幌で車中泊をするなら中型免許が必要なのか、無料で車中泊できるスポットや、車旅を満喫するための持ち物をご紹介しました。
今回の内容を以下にまとめました。
・キャンピングカーは普通自動車免許でレンタル可能!
・中型免許を持っている方は大きなキャンピングカーをレンタルすることもできる
・運転免許の取得時期によって運転できる車の範囲が異なる
・札幌駅から車で40分ほどの場所に無料で車中泊できるスポットあり!
・温泉施設も利用しやすい場所にある
キャンピングカーをレンタルして札幌を楽しみたいとお考えの方は、普通自動車免許を持っていれば、キャブゴンやバンコンなど一般的なキャンピングカーを運転できます。
ノースウッドキャンプでは、初心者でも比較的運転しやすいバンコンのキャンピングカーを専門に取り扱っていますので、キャンピングカーを運転して北海道旅行を楽しみたいと考えている方はお気軽にお問い合わせください!
札幌は、都会のイメージがありますが無料で車中泊できる場所も多く、周辺に温泉施設や観光スポットもたくさんありますのでぜひ利用してくださいね。