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車中泊にぴったりな車はどれ?おすすめのステーションワゴン5選
車中泊と聞くとキャンピングカーをイメージする方が多いと思いますが、キャンピングカーの車種によっては価格が高く取り回しも難しいため、なかなか購入に至らないという方もいると思います。
もし、キャンピングカーではなく普通車で車中泊をする場合、どんな車であれば快適に過ごすことができるのでしょうか?
この記事では、車中泊にぴったりなステーションワゴンのおすすめ車種や、どういった点がおすすめなのかといったことについてご紹介していきます。
車中泊にステーションワゴンがおすすめの理由とは?
普通車で車中泊をする場合、押さえておきたい条件としては以下の2つです。
・車中泊をする際に快適か
・普段使いする際に取り回しが良いか
この2つの点を考慮した場合におすすめしたい車が「ステーションワゴン」と呼ばれるタイプで、ミニバンなどに比べると天井が低いですが、シートを倒せば大人2人(+子供1人)が車中泊できるスペースを作ることができます。
まずは、車中泊にステーションワゴンがおすすめの理由について確認していきましょう。
ステーションワゴンの魅力① 走行性が高く車中泊旅行での移動が楽
ステーションワゴンは重心が低くなっているのが特徴の1つで、その分走行に安定感がありカーブなどもスムーズに運転することができます。
山中にあるキャンプ場に行く場合は、カーブの多い山道や峠道を走行することもあるため、ステーションワゴンのように走行性が高いクルマは車中泊旅行での移動が楽です。
また、ステーションワゴンには5人乗り・7人乗り用のモデルが多く、ニーズに合わせてサイズを選べる点もおすすめできるポイントといえるでしょう。
ステーションワゴンの魅力② 普段使いできるサイズだから初心者にも扱いやすい
キャンピングカーを購入するとなると、車中泊をする際には広々とした車内空間で快適に過ごすことができますが、普段使いをする場合は車種によって運転が難しく駐車場が見つからないケースも少なくありません。
その点、普通車サイズのステーションワゴンであれば車中泊をするにも十分な広さを確保しつつ、普段使いしやすいサイズ感のため初心者にも扱いやすいというメリットがあります。
ステーションワゴンの魅力③ 長さがあるため荷物をたくさん積むことができる
ステーションワゴンは長さがあるため積載量が多く、比較的大きいサイズの荷物でも問題なく積むことが可能です。
また、後ろのシートを倒せばサーフボードやゴルフバッグ、釣り竿など長さのあるものも積めるため、荷物が多くなりがちなアウトドアシーンにぴったりの車種といえるでしょう。
ステーションワゴンで車中泊する際の注意点
ステーションワゴンは、普段使いはもちろんアウトドアシーンにも適した車ですが、車中泊をする場合はいくつか気をつけておかなければならないポイントがあります。
ここからは、ステーションワゴンで車中泊をする際の注意点について確認していきましょう。
車中泊の際の注意点① 居住スペースがそれほど広くない
ステーションワゴンは車高が低い分天井も低いため、車中泊する際は基本的に中腰もしくは這うようにして移動する必要があります。
広すぎるよりも狭い空間のほうが落ち着く方には問題ありませんが、窮屈に感じるという方にはミニバンなど天井が高い車種がおすすめです。
それでも、車内で食事や読書をしたり寝たりする分には特に不自由がなく、ある意味秘密基地のような感覚で楽しめるのは魅力といえるかもしれません。
車中泊の際の注意点② 積載量が増えるとその分居住スペースが狭くなる
ラゲッジスペースが広くたくさんの荷物を積めるステーションワゴンですが、アウトドア用のグッズをたくさん積んだり旅先でお土産や食材を買ったりすると、その分居住スペースが圧迫されて狭くなる可能性があります。
そのため「持ってきたけど結局使わなかった」ということがないように、車中泊旅行に持っていく荷物は必要最低限にとどめると良いでしょう。
「もっと車内を広く使いたい!」という方には、ハイエースでの車中泊がおすすめです!
気になる方はぜひこちらの記事をご覧ください。
車中泊におすすめのステーションワゴン5選
ここまで、ステーションワゴンのおすすめポイントや車中泊で利用する際の注意点などについてお話しましたが、ステーションワゴンと一言に言ってもさまざまな車種があります。
そこでここからは、どんなステーションワゴンを選んだらいいのか分からないという方に向けて、車中泊におすすめのステーションワゴンを5台ご紹介していきますので、ぜひ車選びをする際の参考にしてみてください。
おすすめステーションワゴン① シャトル|ホンダ
ホンダのシャトルは、アウトドアをはじめレジャー好きなユーザーのために開発されたステーションワゴンで、フィットシャトルという車種の後継にあたる車種です。
頭上スペースに開放感があるため、ステーションワゴンでありながら狭さを感じにくく、カーゴスペースもフラットで使いやすい点が魅力となっています。
後部座席を倒せばフルフラットになり奥行きも180cm以上あるため、大人2名であれば問題なく車中泊することができるでしょう。
メーカー希望小売価格(税込) | 2,158,200〜2,772,000円 |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | 1.5L i-VTEC+i-DCD |
燃費 | FF22.8〜33.2km/L 4WD20.4〜27.8km/L |
中古車相場 | 490,000〜2,690,000円 |
公式サイト | https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/ |
おすすめステーションワゴン② カローラ ツーリング|トヨタ
カローラ ツーリングは、2019年9月にカローラ フィールダーから派生したステーションワゴンで、さまざまなシートアレンジができる点が特徴です。
シートアレンジによっては、スノーボードなどの板ものはもちろん、マウンテンバイクなど大きな荷物を積むこともできます。
後部座席を倒すことでフルフラットになり、たくさんの荷物を積むことができるほか、173cm×120cmのスペースを確保でき大人2人であれば車中泊も可能です。
メーカー希望小売価格(税込) | 2,070,000~3,048,000円 |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | 1.2L/1.8L/1.8L+モーター |
燃費 | ハイブリッド23.3〜33.1km/L ガソリン13.0〜22.4km/L |
中古車相場 | 1,280,000〜3,190,000円 |
公式サイト | https://toyota.jp/corollatouring/ |
おすすめステーションワゴン③ レヴォーグ|スバル
スバルのレヴォーグは、スバル車でも人気の高い「レガシィツーリングワゴン」の後継車として開発・販売された車種で、広々とした車内とスポーティな走りが魅力となっています。
こちらも後部座席を倒すことでフラットになるため、専用のクッションマットなどを敷けば快適に車中泊できるでしょう。
高身長の方の場合は、1人での利用なら問題ないかもしれませんが2人となると少し狭く感じるかもしれません。
メーカー希望小売価格(税込) | 3,102,000〜4,829,000円 |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | 1.8L DOHC 直噴ターボ “DIT” 2.4L DOHC 直噴ターボ “DIT” |
燃費 | WLTCモード11.0〜13.7km/L |
中古車相場 | 590,000〜4,980,000円 |
公式サイト | https://www.subaru.jp/levorg/levorg/ |
おすすめステーションワゴン④ MAZDA6|マツダ
マツダのMAZDA6は、マイナーチェンジした際にアテンザから名称変更され、エンジンも新たにSKYACTIV-Gへと変わりました。
非常に走行性に優れ加速時の時間差を感じさせないほど、スムーズな走行を味わえるということで、マツダ車の中でも比較的人気の高いステーションワゴンです。
ラゲッジスペースは通常時で506Lの容量となっていますが、後部座席を倒すことで1,648Lにまで拡張することができるため荷物もたくさん積めます。
メーカー希望小売価格(税込) | 2,962,300〜4,662,900円 |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | SKYACTIV-G 2.0 SKYACTIV-G 2.2 SKYACTIV-G 2.5 |
燃費 | WLTCモード10.6〜20.5km/L |
中古車相場 | 490,000〜2,690,000円 |
公式サイト | https://www.mazda.co.jp/cars/mazda6/ |
おすすめステーションワゴン⑤ レガシィ アウトバック|スバル
スバルのレガシィ アウトバックは、ラゲッジスペースが599Lと十分な量の荷物を積むことができ、セミダブルベッド程度の幅が確保されているため車中泊も快適です。
後部座席を倒せばフラットスペースになり、専用のクッションマットを敷くことでより快適な空間で過ごすことができるでしょう。
スバル独自のAWDや水平対向エンジンにより、オフロードでもスムーズな走行が可能となっており、アウトドアシーンで活躍すること間違いなしのステーションワゴンです。
メーカー希望小売価格(税込) | 4,147,000〜4,290,000円 |
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乗車定員 | 5名 |
エンジン | 1.8L DOHC 直噴ターボ “DIT” |
燃費 | WLTCモード13.0km/L |
中古車相場 | 140,000〜6,380,000円 |
公式サイト | https://www.subaru.jp/legacy/outback/ |
車中泊にぴったりなおすすめステーションワゴン5選まとめ
今回は、車中泊におすすめの車としてステーションワゴンの魅力や車中泊する際の注意点、そしておすすめ車種についてご紹介しました。
ステーションワゴンは、重心が低く安定した走行性を楽しむことができ、さらに後部座席を倒せば大人でも快適に車中泊できる広さを確保できる点が魅力となっています。
ラゲッジスペースも広く荷物もたくさん積むことができるため、荷物が多くなりがちなアウトドアシーンにもぴったりな車種といえるでしょう。
普段使いしやすいサイズで、アウトドアシーンはもちろん街乗り用としても使える車種のため、車中泊だけでなく日常のショッピングをする際などにも乗りたいと考えている方は、ぜひステーションワゴンを検討してはいかがでしょうか?
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