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【2022年版】冬の車中泊に欠かせない暖房器具・防寒グッズとは?
- 冬だけど車中泊を楽しみたい! やっぱり防寒対策が必要なのかな?
- おすすめの暖房器具・防寒グッズがあれば知りたい
冬に車中泊をすることになった人は、このようなことを考えるでしょう。
ですが、一度も冬の車中泊を体験したことがない場合、なにから用意すればいいのかわからないですよね。
準備を怠って体調を崩してしまうと、せっかくのイベントが台無しになってしまいます。
そこで本記事では冬の車中泊を楽しみたい人に向けて、おすすめの暖房器具や防寒グッズを紹介していきます!
暖房なしで冬の車中泊が可能なのかも解説するので、ぜひ参考にしてみてください♪
冬の車中泊に欠かせない暖房器具・防寒グッズ
アウトドア好きの人に人気の冬の車中泊。
しかし、冬の車内は非常に低い温度になるので、なにも対策をしていないと寒さのせいで車中泊を楽しめないでしょう。
ここでは、冬の車中泊で快適な時間を過ごすために欠かせない暖房器具・防寒グッズのうち、とくにおすすめのものを紹介します!
FFヒーター・その他暖房器具|冬の車中泊に欠かせない!
FFヒーターは車に取り付けるタイプのヒーターで、冬の車中泊の必需品といえる暖房器具です。
キャンピングカーをレンタルするなら、FFヒーター付きのタイプを選びましょう。
FFヒーターは車の排気管を利用して排気ができるので、車内の空気を汚さずに済みます。
また、エンジンを切っていてエアコンが使えない状態でも使用できるので、コスパの良い点が人気です。
後付けも可能なので、何度も行く予定があれば自車に取り付けておくと便利です。
もし予算や車種などの都合でFFヒーターの導入が難しければ、代わりとなるヒーター・暖房器具を使用しましょう。
冬の車中泊で重宝されている暖房器具を以下にまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
断熱グッズ|冬の車中泊に欠かせない!
車の断熱性が低い場合、断熱グッズを用いて冬の冷気をシャットアウトすると良いでしょう。
個人で簡単に入手できる断熱グッズとしては、下記のものが挙げられます。
二重窓仕様でない場合や断熱加工がしっかりしていない場合、隙間から冷気が入り込み、車内温度がどんどん下がってきてしまいます。
震えながら過ごす羽目になるのを避けるため、こちらの断熱グッズで車の断熱性を高めておきましょう!
電源不要の防寒グッズ|冬の車中泊に欠かせない!
電源不要の防寒グッズとしては、以下のものが代表的です。
暖房器具が充実している車で車中泊を行う場合、車内設備を利用すれば暖かく過ごすことができますが、車中泊にはトラブルがつきものです。
充電不足など何らかの理由でバッテリーが使えなくなった時のために、電源がなくても利用できる防寒グッズを用意するのが安全です!
「暖房器具は問題なく使えるもののもう少し暖かくしたい。」という場面でも役立つので、ぜひ準備しておいてくださいね♪
冬の車中泊に持っていくと便利なもの
冬の車中泊には寒さ対策が必須ですが、暖房器具・防寒グッズのほかにも持って行くと役立つアイテムはたくさんあるのです。
ここからは、冬の車中泊に持っていくと便利なものについて解説していきます。
大容量モバイルバッテリー|冬の車中泊にあると便利なもの
暖房器具で快適な車中泊を実現するには、これらを駆動させるための電気が必要です。
万が一、車のサブバッテリーが切れてしまった場合の対策として、大容量モバイルバッテリーを持っていくと良いでしょう!
あまり車中泊の経験がない場合、サブバッテリーが切れることはそうそうないだろうと考える人もいるはず。
しかし、何日も車中泊を続けていると、気づいたらバッテリーがなかったというトラブルは意外と起こりやすいのです。
備えあれば憂いなしという言葉もあるので、過剰なほど装備を整えるくらいで丁度良いでしょう。
ちなみに、電源プラグの規格が合っていない場合、暖房器具を繋いでも正常に動作しないことがあります。
当日までに規格が合っているかどうか十分チェックしておくのが無難です。
お湯を沸かせるグッズ|冬の車中泊にあると便利なもの
お湯を沸かせるものを持っていくと、暖房器具が機能しないときに便利です。
バッテリーや暖房器具が利用できない場合に備え、湯たんぽを持っていく人も多いでしょう。
電池式ポットやカセットコンロがあれば、湯たんぽ用のお湯を沸かせます。
調理器具としての役割も兼ねているので、邪魔になりにくいのも嬉しいポイントですね♪
冬の車中泊は暖房なしでも乗り切れる?
- 冬の車中泊は暖房が必須っていうけど、本当なのかな?
- あまりお金をかけたくないし、暖房器具を買わずに済む方法はないの?
このような疑問を持つ車中泊初心者もいるはず。
結論から申し上げると、アンダーウェアやカイロだけで乗り切れる可能性はありますが、危険なのでおすすめはしません。
冬の車中泊では、エンジンを切ってエアコンを止めた瞬間一気に車内が冷え込みます。
例えば、日本自動車連盟が冬の長野県(外気温マイナス10度未満)で行った試験では、車内温度が以下のように変化していました。
- 実験開始時:25度
- 1時間経過時:約10度
- 3時間経過時:0度
- 8時間経過時:マイナス7度
このように、エンジンを切ってから、わずか3時間で0度まで車内温度が下がってしまったのです。
8時間経つとマイナス7度まで低下しており、このような環境の中で寝ていたらあっという間に凍死する可能性も。
自分の命や健康を第一に考えるなら、暖房器具は必須といえます!
冬の車中泊の注意点
冬に車中泊を行う場合、暖房器具・防寒グッズを用意する以外にも気を付けなければならない点がいくつかあります。
ここでは冬の車中泊の注意点を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
一酸化炭素中毒にならないようにする|冬の車中泊の注意点
FFヒーターや調理器具など車内で使う場合、一酸化炭素中毒にならないように注意しましょう。
FFヒーターや調理器具を正しく使っていれば、きちんと排気ができている限り、一酸化炭素中毒になる可能性は低いです。
ただし、冬の車中泊では雪で排気口が塞がってしまうこともあるため、車外への排気がうまくいかず、車内の一酸化炭素濃度が増加してしまうケースもあります。
一酸化炭素は無色・無臭の気体なので、濃度が高くなっていても自分の感覚だけで気づくのは難しいと言えます。
そこで一酸化炭素中毒になるリスクを防止するため、以下のような対策を実践することをおすすめします!
- 周りに雪が積もっていない場所を選んで駐車する
- 一酸化炭素警報機を車内に取り付けておく
宿泊予定の車の断熱性能を確認しておく|冬の車中泊の注意点
宿泊予定の車に十分な断熱性能があるかどうか確認しておくのもポイントです。
とくにレンタルキャンピングカーを借りる車中泊初心者の場合、あまりよく考えずに車を選んでしまいがちですが、実はキャンピングカーによって断熱性能は大きく異なります。
レンタルキャンピングカーの中には、断熱性能が不足している車種もあるので、すべてのキャンピングカーが冬の車中泊に向いているとは限らないのです!
とはいえ、車中泊初心者は車のどこを見ておくべきか良いかわからない人も多いはずです。
そんな人はまず以下の点をチェックしてみると、十分な断熱性能を持った車種を選べるでしょう。
- 内壁と外板の間にきちんと断熱材があるか
- 断熱塗料が使用されているか
冬の車中泊に欠かせない暖房器具・防寒グッズ|まとめ
今回は、冬の車中泊に欠かせない暖房器具・防寒グッズを中心に解説しました。
冬の車中泊を計画しているアウトドア好きの人は多いです。
しかし、防寒対策をしっかりしていないと、寒さで車中泊を楽しむ余裕がなくなってしまいます。
もし冬に車中泊をするなら、暖房器具・防寒グッズを用意しておくと安心です。
入念な準備をして快適に過ごせる環境を整え、冬の車中泊を最高の思い出にしましょう!
自分でいろいろ考えて用意するのが面倒だという人は、暖房器具完備のキャンピングカーをレンタルすることも検討してみてくださいねっ(。-∀-)♪